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■パソコンによるロード時間の違い
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検証内容 |
パソコンのスペックの違いによるロードやセーブ時間の違いを検証し、できるだけ最適なFM環境を整える。
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検証方法 |
家にあるパソコン(3台)を使用し、同一状況(パッチやDDT)のFMをそれぞれにインストール、同じセーブデーターを使用しロード、セーブの時間を検証する。
パソコン環境
パソコン1(デスクトップ)
OS:Windows7(32bit)
CPU:インテルCore i7 920(8コア 2,6 GHz)
メモリー:3G(DDR3)
ハードディスク:SSD インテルX25-M(80G)
グラフィックカード:ATI RADEON HD 4850
パソコン2(デスクトップ)
OS:WindowsXP(32bit)
CPU:インテルCore2Quad 9600(4コア 2,6 GHz)
メモリー:3G(DDR2)
ハードディスク:SEAGATE (500G SATA300 7200)
グラフィックカード:NVIDIA GeForce 7600 GS
パソコン3(ノート)
OS:WindowsXP(32bit)
CPU:インテルPentium M (1コア 1,5 GHz)
メモリー:1G(DDR2)
ハードディスク:HITACH (60G ATA100 4200)
グラフィックカード:オンボード(3Dは使用できず)
検証方法@:新規ゲーム作成の時間
(選択地域:イングランド1、2部 データーサイズ:小 予想選手数:64000)
検証方法A:ゲームを進めるときのロード時間
(同一セーブデーターを使用し、比較的長い3つのロード時間を検証)
検証方法B:セーブ時間(セーブ圧縮あり)
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検証結果 |
パソコン1の時間を100%としたとき、パソコン2はおおよそ130%、パソコン3は350%という結果になった。
↓以下詳細
検証方法@:新規ゲーム作成の時間
パソコン1:2分29秒 パソコン2:3分15秒 パソコン3:7分18秒
検証方法A:ゲームを進めるときのロード時間
1回目 パソコン1:55秒 パソコン2:1分12秒 パソコン3:3分02秒
2回目 パソコン1:41秒 パソコン2:57秒 パソコン3:2分29秒
3回目 パソコン1:46秒 パソコン2:56秒 パソコン3:2分45秒
検証方法B:セーブ時間(セーブ圧縮あり)
パソコン1:9秒 パソコン2:16秒 パソコン3:21秒
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考察 |
パソコン3は推奨スペックをギリギリ満たしているパソコンですので、あまり参考にはならないかもしれませんが、パソコン2は現在でも主流のパソコンだと思います。
それでも結果はパソコン1がすべてにおいて2割程度早くなりました、この結果は人によって感じ方が変わると思いますが、ロードの時間が長いと感じている方は参考にしてみてください。
具体的にパソコン1と2の違いを見ていきますと、メモリーはDDR2と3の違いがありますが、容量は同じためそれほど変化はないと思います。やはり違いとなるのはCPUとハードディスクになります。
結論から話しますとSSDとハードディスクの違い(検証:HDDとSSDによるロード時間の違い)はそれほど大きなものではなく、おそらく上記の結果はCPUの違いが差に出たと思います。
パソコン1と2のクロック周波数は同じですが、CPUコア数が4コアと8コアで異なり、実際にHTモードという8コアにするモードを切るとパフォーマンスが低下しました。 パソコン1(デスクトップ)
CPU:インテルCore i7 920(8コア 2,6 GHz)
パソコン2(デスクトップ)
CPU:インテルCore2Quad 9600(4コア 2,6 GHz)
以上より、ロード時間短縮にはCPUの変更がもっとも効果があると思います、ただしCPUの変更(特にCore i7はソケット形状の違いにより、既存のままでは使用できない)は、ほとんどの場合本体を買い換えないとだめだと思います。
Windows7も発売し、パソコンの買い替えを考えている場合は、値段は少し高くなりますが、Core i7の購入を考えてみてください。
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